10/3-4@石巻・女川、10/11-12@福島・仙南: 現地訪問フィールドワーク「東北から変える日本、変革の現場に急げ」

現場で描く仮説の中に、未来のヒントがある。いま、東北が動いている!
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    ETIC.右腕プログラム主催、現地訪問フィールドワーク
     「東北から変える日本、変革の現場に急げ」

    ●10/3(土)~4(日):石巻・女川コース
     http://michinokushigoto.jp/event/9455

    ●10/11(日)~12(月・祝):福島浜通り・仙南コース
     http://michinokushigoto.jp/event/9462

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3.11を機に、スタートアップと社会実験的プロジェクトが集積する東北。
そこには、人口減少・成熟社会における多様な地域の仕掛け方が詰まっています。

ETIC.右腕プログラムでは、地域資源を活かした産業創り、新たな地域医療・福祉の取り組み、未来を担う子どもたちの育成など、これからの社会のヒントとなる事業に取り組む団体と、そこに加わる「右腕」をマッチングしてきました。

今回は、「右腕」に興味のある方を対象に、右腕募集中のリーダーを訪問する2つの訪問企画の参加者を募集します!

石巻・女川コースは、官民連携のまちづくり、コミュニティデザイン、情報弱者の支援など、社会資源を活かし未来を作る現場を訪ねます。

福島県浜通り・仙南コースは、地域自主組織を核とした地域プロデュース、福祉サービスの枠にとらわれないモデルづくりなど、社会資源を活かし未来を作る現場を訪ねます。

・少子高齢化・過疎化などの課題に対応し、日本の未来に貢献する仕事をしたい
・ビジネスを通じた経験を活かして、社会課題解決を仕事にしたい
・地域での起業・まちづくり・ローカルベンチャーに興味がある
・東北の社会的課題に取り組むことで、自分の経験値や可能性を広げたい

というような方のお申し込みをお待ちしています。

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┃■コース1:10/3(土)~4(日)@石巻・女川
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■概要
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集合:2015年10月3日(土) 10:30 JR仙台駅東口BiVi前集合
解散:2015年10月4日(日) 18:00 JR仙台駅解散
訪問地域:宮城県石巻市・女川町
定員:5名(先着順)
参加費:2万円(現地での交通費・宿泊費込み)
主催:NPO法人ETIC.
協力:一般社団法人日本カーシェアリング協会、一般社団法人ISHINOMAKI2.0、
  一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター、NPO法人アスヘノキボウ
申し込みはこちら(9月25日(金)締切):
http://michinokushigoto.jp/event/9455

東北復興のトップランナー、石巻・女川。
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宮城県石巻市は、3.11により3000人以上の死者が出るなど、大きな被害を受けながらも、地理的条件もあり多くの支援者が入りました。復興の過程でも、外部と連携し、地域の課題解決に取り組む社会実験的な事業が、次々と生まれています。
一方、隣の女川町では、震災後に商工会長の号令で「若いリーダーたちに町を丸ごと任せる」という大胆な決断をしました。その結果、20代~40代の若者中心のまちづくりが、凄まじいスピード感で進められています。

モデル化、地元化、事業拡大。進化する東北の担い手たち。
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日本カーシェアリング協会は、全国から寄付された車を活用し、交通弱者の為の送迎支援など、東北から地域作りのモデルを生み出そうとしています。
ISHINOMAKI2.0は、地域住民が街づくりに積極的に参加する「攻めの地域自治」をサポートする事業を拡大しています。
情報弱者にフリーペーパーを届ける「仮設きずな新聞」は、地元の担い手を増やし継続的な仕組み作りに取り組んでいます。
アスヘノキボウは、商店街の再建にあわせて街の事業者の支援を本格化しています。

「右腕」という挑戦の方法論。
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日本の地方には、使われていないたくさんの資源があります。これを見つけ出し、磨き、商品やサービスに変えていくのは、人の腕です。一見解決困難な課題の中から、突破する道筋を見出しているリーダーや、活動中の現役右腕との交流から、その熱量を感じてください。2日間の訪問を通して、地域の課題解決の現場に身を置きながら、新しい社会のあり方を創り上げていく「右腕」という挑戦の方法論を知っていただきます。

■仕掛け人
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●吉澤 武彦 氏(一般社団法人日本カーシェアリング協会 代表理事)

立命館大学政策学科を卒業後、6年間広告代理店に勤務。退社後、本格的に社会活動に従事し始め、平和や環境に関する様々なプロジェクトに取り組む。
震災後、一般社団法人日本カーシェアリング協会を設立し、石巻で取り組みを続ける。
日本カーシェアリング協会では、全国から善意で寄せられた約80台の車を活用して、住民同士の送迎活動をプロデュース、自然エネルギー・電気自動車を活用した先進的な街づくり、様々な事情で困窮されている方に車を格安で貸し出す取り組みなど、車を活用した地域貢献のモデルとなることを目指し活動している。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/8854

●松村 豪太 氏(一般社団法人 ISHINOMAKI2.0 代表理事)

石巻生まれ、石巻育ち。大学では憲法を専攻。大学院修了後バーテンダーなどを経て、スポーツを通したまちづくり活動を行う。勤務中に津波被害にあい自宅も半壊するが、震災直後から瓦礫撤去、泥かき、仮設住宅団地のコミュニティー形成などに奔走し、石巻中央部の復興活動の中心的な役割を担う。ISHINOMAKI2.0の発足後は復興に留まらないまちづくりのアイデアを次々と実行に移し、まちの内外の様々な立場の人々をつなぎながら石巻のバージョンアップを目指す。2012年度グッドデザイン賞復興デザイン賞・第4回地域再生大賞特別賞受賞。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/9350

●岩元 暁子 氏(一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター「仮設きずな新聞」編集長)

大学卒業後、米系IT企業に就職。「ボランティア休暇」が取得できることを知り、イベントの通訳や障碍児支援のボランティアにハマる。青年海外協力隊を目指し、2010年6月退職。2011年、震災が発生し、その翌月にPBVのボランティアとして石巻入り。マッドバスターズ(泥かき)、避難所支援、漁業支援、工場支援等の現場でボランティアリーダーとして活動。2012年4月よりPBVの職員になり、現在は「仮設きずな新聞」の編集長、石巻への来訪者増加を目指した取り組み「ビジターズ産業ネットワーク」等を担当。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/8461

●小松 洋介氏(NPO法人アスヘノキボウ 代表理事)

1982年7月2日生まれ。仙台市出身。大学卒業後、株式会社リクルートを経て、東日本大震災を機に2011年9月同社退職。退職後、宮城県の被災した市町すべての行政、商工会議所、商工会、企業などを廻る。その中で、女川町と出会い、女川町の全産業界が集まった女川町復興連絡協議会へ加入。創業や再建支援、事業支援を担当する。その後、NPO法人アスヘノキボウを立ち上げ、代表理事に就任。
創業・再建支援、事業支援、学生インターン派遣、人材育成などを事業として行う。
2014年4月より、女川町商工会の職員にもなり、中心地のまちづくりにも関わる。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/9319

■行程
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【1日目(10/3(土)】
10:30 JR仙台駅東口BiVi前集合
12:00 昼食@石巻駅周辺
13:00 日本カーシェアリング協会訪問
  (ボランティアベースで意見交換、サポートする復興公営住宅を訪問)
15:30 ISHINOMAKI2.0 訪問
  (石巻の街中散策、意見交換@コワーキングスペース「IRORI」)
18:00 石巻市内で夕食、宿泊
  (リーダー、石巻で活動中の「右腕」との懇親会)

【2日目(10/4(日)】
8:30  ピースボート災害ボランティアセンター「仮設きずな新聞」 訪問
  (オリエン、新聞配布、意見交換)
12:40 昼食@石巻市内
14:30 アスヘノキボウ 訪問
  (活動紹介、経営支援先等訪問、意見交換)
18:00 仙台駅にて解散

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┃■コース2:10/11(日)~12(月・祝)@福島浜通り・仙南
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■概要
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集合日時:2015年10月11日(日) 11:20 JR常磐線 泉駅集合
解散日時:2015年10月12日(月・祝) 18:00 JR仙台駅解散
訪問地域:福島県浜通り・仙南地域
定員:5名(先着順)
参加費:2万円(現地での交通費・宿泊費込み)
主催:NPO法人ETIC.
協力:豊間協働加工販売会、社会福祉法人むそう、株式会社アップルファーム
申し込みはこちら(9月30日(水)締切):
http://michinokushigoto.jp/event/9462

住民参加で新たな地域をプロデュース 。
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甚大な津波被害を受けた福島県いわき市豊間地区。海の見える風光明媚な高台に住宅地の造成も始まり、地域の復興に向けたまちづくりがスタートしようとしている。
ふるさと豊間復興協議会は、町の世話役による復興まちづくり事業のプロジェクトチーム。
意思決定の速さ、そしてベテランならではの知恵と経験で復興 をリードしてきた。
今後は若い世代の移住を促進すべく、「とよマルシェ」を拠点に、地域コーディネーター的右腕を募集中。

国道6号線、原発避難地域の今 。
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原発事故により避難を余儀なくされた福島県浜通り。今年9月5日に避難指示が解除された楢葉町や来年4月の解除目標に向け動き出す南相馬市小高区。
困難な状況の中で、子ども達に誇れる故郷を残すべく奮闘する人たちがいます。
その思いが連鎖し、小さいながらも確かなうねりが生まれています。
今からちょうど1 年前の9月、震災から3年半を経て開通した国道6号線沿いに福島の今を見つめます。※一部、帰還困難区域を通過します。

「福祉×〇〇」の地域モデル、ビジネスモデル。
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従来の福祉サービスの枠にとらわれず、すべて大切な社会資源として、活き/活かす仕組みを東北から!「全国700万人の障害者の1%を納税者に」と、遊休資産を活用した農業×弱者雇用の地域再生モデルを全国に発信するアップルファーム。
そして、「理解者を増やし、地域の力を高めることが障害者の幸せにつながる」と、特に医療的なケアの必要な重度障害者を支える仕組みを地域ぐるみで行うむそう。
ここから、地域福祉の可能性と未来を考えます。

■仕掛け人
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●佐藤 俊一 氏(豊間協働加工販売会 会長代行、NPO法人美しい街住まい倶楽部 理事長)

東京都立大学大学院修士(建築学科都市計画)、技術士(都市及び地方計画)、一級建築士。住宅・都市整備公団で、竜ヶ崎ニュータウンなど首都圏の大規模ニュータウン開発を担当。その間、越谷や千葉市役所に出向し、都市整備を推進。大きな津波被害を受けた地域で、地域住民主体の仮設商店街を設立。高齢化や過疎化の進む地域で、住民共同の直売店、加工所、飲食店の運営を行う。2年後にコミュニティと産業再生の拠点を立ち上げるため、その実証実験として直売事業に加え、特産品作りにも取り組んでいる。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/9230

●渡邉 琢也氏(社会福祉法人むそう 生活支援センターあっと名取 サービス管理責任者)

東日本震災発生時、仙台空港近くの知的障がい者通所施設に勤務。
幸い、施設利用者は避難し全員無事だったが、ご家族を亡くした利用者が帰る場所を失い、住み慣れた地域から遠く離れた施設で生活することとなった。
その経験から、地域福祉を学ぶべく、障がい者が地域で暮らし続けられる環境づくりを行う「むそう」へ修行のため転職。東京で医療的ケアが必要な方の支援、愛知でホームヘルプサービス等に従事。現在、地元、名取に戻り、訪問看護ステーションと放課後等デイサービスの施設「生活支援センターあっと名取」を立ち上げる。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/9255

●渡部 哲也 氏(株式会社アップルファーム 代表取締役)

実家の倒産から始まり数々の失敗を経験する中、一人の障がい者との出会いから働くことの幸せと自分の役割を発見。現在は食・農業を中心に障がい者の戦力化を計り、経済的自立を支援する(株)アップルファームのほか、東北復興プロジェクト「ROKU FARM ATALATA」の代表理事も務める。
自身が経営する「六丁目農園」は6次産業化のビジネスモデルとして注目され、毎日超満員の繁盛レストランとして地元仙台に多くのファンを持つ。
また牡蠣の養殖業者と法人を立ち上げ水産6次産業化も積極的に行うほか、新たに蔵王町で耕作放棄地活用×障がい者雇用による自然農法の米作りに挑む。
詳細はこちら:http://michinokushigoto.jp/project/9228

■行 程
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【1日目(10/11(日)】
11:20 JR常磐線泉駅集合
12:30 ふるさと豊間復興協議会訪問、意見交換
  (周辺の復興状況の視察、昼食)
15:00 楢葉町、富岡町経由で川内村へ移動
   ※途中、周辺の復興状況を視察
18:00 川内村で夕食、宿泊
(商工会長等との意見交換 ※調整中)

【2日目(10/12(月・祝)】
8:30  川内村発
   ※国道6号線を通行するため、大熊町、双葉町など、一部、帰還困難区域を通過します。
10:00 南相馬市小高区訪問(駅前~小高ワーカーズベース等)
12:00 昼食@相馬市(仮設店舗を予定)
14:00 社会福祉法人むそう生活支援センターあっと名取見学
15:30 Roku Farm ATALATAにて意見交換と2日間の振り返り
18:00 仙台駅にて解散

【参考情報】
http://www.kawauchimura.jp/guide/231-431.pdf
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/kokudou6gou_press.pdf

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┃■ こんな方お待ちしています!
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・少子高齢化・過疎化などの課題に対応し、日本の未来に貢献する仕事をしたい方
・ビジネスを通じた経験を活かして、社会課題解決を仕事にしたい方
・地域での起業・まちづくり・ローカルベンチャーに興味をお持ちの方
・東北の社会的課題に取り組むことで、自分の経験値や可能性を広げたい方

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┃■ 参加申込
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以下の申込フォームよりお申し込みください(各定員5名、先着順)

●10/3(土)~4(日):石巻・女川コース(9月25日(金)締切)
 http://michinokushigoto.jp/event/9455

●10/11(日)~12(月・祝):福島浜通り・仙南コース(9月30日(水)締切)
 http://michinokushigoto.jp/event/9462