復興が長期化する中で、ますます重要になるのは現地NPOの活躍です。
その組織基盤の強化について、実際の取り組み事例報告やディスカッションを通して、「これまで」の活動を振り返り、
「これから」のありかたを、NPOをはじめとする市民団体のみなさんと一緒に考える機会をもちたいと考えています。
また、震災後5年をむかえる中での助成金の活用法など、組織運営に役立つ話や情報提供も予定しております。
日本NPOセンターでは、2011年3月18日より「東日本大震災現地NPO応援基金」を設置して、被災地の課題に取り組むNPOの組織基盤強化を目的にした助成を行ってきました。
取り組み事例報告は、当助成を受けた団体のみなさんが行います。
当センターでは初めてとなる、仙台で開催する取り組み事例報告会です。
東京ではなかなか参加できないという方の参加をお待ちしています。
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●開催概要
○日時:2015年12月8日(火)15:30~18:00
○会場:ハーネル仙台(仙台市青葉区本町2-12-7)
http://www.heanel.jp/access
○対象:被災地支援に取り組む市民団体、組織基盤を強化したいNPOほか、テーマに関心のある方
○参加費:無料
○主催:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
○協力:特定非営利活動法人市民社会創造ファンド
○プログラム
1) 開会
2) 取り組み事例報告(発表順は前後する場合がございます)
テーマ1
「仮設住宅から復興公営住宅へのコミュニティづくりをどうすすめてきたか」
報告:あすと長町仮説住宅共助型コミュニティ構築を考える会(宮城県仙台市)
テーマ2
「被災女性の雇用創出と、事業収益の安定化にどう取り組んだか」
報告:一般社団法人 ワタママスマイル(宮城県石巻市)
テーマ3
「活動を支える寄付・支援者をどのように増やしていくか」
報告:特定非営利活動法人いわき自立生活センター(福島県いわき市)
テーマ4
「認定NPO法人取得にむけた事務局強化にどう取り組んだか」
報告:特定非営利活動法人サンガ岩手(岩手県盛岡市)
3)質疑応答・意見交換
コーディネーター:田尻佳史(日本NPOセンター常務理事)