私たちは、「被災地でもお芝居をしたい」という想いから、釜石に住んでいる人、復興支援で外から来ている人、離れているけれど釜石に想いを寄せている人...そんなメンバーが集まり、2015年2月に誕生した釜石の劇団です。娯楽が少ないといわれる被災地で、少しでも楽しんでもらえる時間と空間を提供したいと考えています。また、被災地のことを、演劇を通して伝えたいとも考えています。
この想いにご賛同いただいた岩手県の脚本家のこむろこうじ先生に、被災地の仮設暮らしの姉妹の物語の脚本をご提供いただき、2015年3月に平田(釜石)の仮設団地で旗揚げ公演を行いました。旗揚げ公演は大変ご好評いただき、その後、雫石(2015年6月)、盛岡(2015年7月)、遠野(2015年12月)でも公演させていただきました。
そして、このたび、多くの方のご支援・ご声援を受け、市外公演4度目となる東京公演が実現するにいたりました。
演劇ができる場所も失ったけれど、想いがあれば場所にこだわらず大好きな演劇もできるはずという私たちの想いや、このお芝居に込められたメッセージに多くの人に共感いただき、今があります。東京や関東の皆さんに、被災地で起こっていることを仮設に住む姉妹の物語から少しでも感じ取っていただければ幸いです。私たちのお芝居を是非ご覧ください。
★☆★「劇団もしょこむ」東京公演・二人芝居★☆★
演目:『平行螺旋』-へいこうスパイラル-
内容:被災し、仮設で暮らすことになった二人の姉妹の、時の経過とともに変わっていく心情を描く
作:こむろこうじ
出演:小笠原景子 菅野結花
スタッフ:佐々木勇人 菅田拓 宮崎達也 村上浩継
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
■日時:2016年3月12日(土) 17時30分~
■場所:芸能花伝舎(東京都新宿区西新宿6‐12‐30)
■料金:協力参加券 3,000円
※今回の上演は、「子どものための舞台芸術創造団体の会」主催の東日本大震災子ども舞台支援事業 「『3.11を忘れない』-あれから5年、被災地の今とこれから-」のイベントにおいて、特別招聘公演として開催するものです。詳細はこちら
※また、私たちの招聘にあたり、下記リンク先のREADYFOR?にてクラウドファンディングが実施されています。
【第2弾】5回目となる3.11を忘れないためのイベントを開催する
【問い合わせ】
劇団もしょこむ
劇団もしょこむFBページ
※全体のイベントにつきましては、子どものための舞台芸術創造団体の会にお問い合わせください(☎03‐3349‐4744)
Tweet