畑を作り未来を創る

NPO 法人国際ボランティア学生協会(東京都世田谷区、代表:下村誠)に所 属する全国の学生約 120 人が宮城県亘理郡山元町で、被災耕作放棄畑を復活 させるため畑の整備活動を行います。

本協会は東日本大震災発災直後から各地で復旧支援活動を行いました。2012 年 4 月から宮城県亘理郡山元町 を中心に活動を実施し、山元町の方と共に復興を目指してきました。昨年の 8 月と 11 月にも被災耕作放棄地を 復活させる活動を実施し、ハーブの苗を植えました。

山元町では、人口減少が大きな問題となっており、その原因の一つに東日本大震災による雇用先の減少が挙げ られます。山元町の雇用を確保することでこの問題を解決するため、本協会は畑の整備、そこでの作物の栽培・ 収穫、収穫したものでの商品開発、販売、利益の確保、そして雇用の確保というサイクルを最終的に生み出そう と考えており、現在は畑の整備とハーブの田植えに取り組んでいます。

今年の春は、全国の学生約 120 人で被災 耕作放棄畑を復活させるための作業を行います。この取り組みは、学生が議論を重ね提案した山元町に寄り添っ た復興モデルです。これまでの活動を通して結ばれた本協会と山元町の繋がりを活かし、山元町の方と共に復興 に向けて歩んでいきます。

【活動日時】2016 年 3 月 9 日
【主催団体】NPO 法人国際ボランティア学生協会 IVUSA
【活動場所】宮城県亘理郡山元町
【活動内容】畑の整備 ハーブの田植え
【協力団体】お寺災害ボランティアセンター 野外ぐるりん友の会 株式会社ノワイヨ