東北の社会課題解決を目指す起業家に対し経営・
資金調達支援を行う、一般社団法人WIT（ウィット）は、
2016年5月13日、これまでの６団体に加えて、
新たに４団体への経営支援提供を開始し、
１団体との戦略パートナーシップを結ぶことを決定したことをお知
らせいたします。

これらの計１１団体は、今年７月にWITが開催する「
クロスボーダー・ラーニングジャーニー」～
アメリカ合衆国と日本のビジネスや非営利セクターのプロフェッシ
ョナル２０名と共に事業成長のための協働を行うプログラム～　に参加する予定です。

WITは、東日本大震災の発生を受け、
復興に取り組む社会起業家を支援するために2011年7月より活
動を開始、これまでに女性エンパワメントや教育、地域づくり、
貧困削減、
介護予防などに取り組む団体への支援を行ってきました。
震災から５年目を迎え、
東北の社会起業がより持続可能に成長していくためには、
国境とセクターの違い超えた実践的な連携が今だからこそ求められ
ています。

《新たな経営支援提供先４団体》

特定非営利活動法人　きずなメール・プロジェクト
子育て支援メールサービスを通じた、「孤育て」（孤独な子育て）
予防
日本全国（宮城県石巻市・女川町を含む）

まんまるママいわて（任意団体）
助産師・地域の母親による産前産後の子育て支援
岩手県県南内陸部と沿岸部

株式会社　明天
漆器の企画・販売・プロモーション
福島県会津若松市

特定非営利活動法人　わたりグリーンベルトプロジェクト
海岸林の育成・維持管理、並びに海岸林保全のための啓もう活動
宮城県亘理郡亘理町

なお、世界ちょうどいい研究室（宮城県宮城郡松島町）
とWITは、多様性と持続可能性を内包する経営の在り方を探求・
発信していくために、
戦略パートナーシップを結ぶことを決定しました。

《アメリカからのクロスボーダー・ラーニングジャーニー参加者》

※一部抜粋

ジェフリー・ホファー：
複数の企業を立上げを経験、現在はOmomuki財団の理事長。
ポートランド日本庭園の理事。ニューヨーク在住。
ゴードン・エンドウ：
Gordon & Rees LLP　弁護士。社会起業と弁護士のセミナーをサンフランシスコで開催。
カリフォルニア州在住。
ケイコ・サカガミ：
ニューヨーク市保健局のスーパーバイザー兼パブリック・ヘルス・
エデュケーター。ニューヨーク州在住。
ナンシー・マツモト：
フリーランスジャーナリスト。食、文化、
日本、健康等に造詣が深い。ニューヨーク州在住。
サフィ・クレシェイ：
IT起業家（Fortune500へ成長）
。カリフォルニア州在住。https://en.
wikipedia.org/wiki/Safi_
Qureshey。

今後のスケジュール
2016年7月6日〜11日　クロスボーダー・ラーニングジャーニーを東北で開催（http:
//worldintohoku.org/get-
involved/lj/）