公益財団法人東日本大震災復興支援財団(所在地:東京都港区、代表理事:立石 勝義、以下「当財団」)は、被災した子どもたちの支援活動を行う団体に助成する「子どもサポート基金」の2018年度募集を、9月12日より開始します。2018年度の助成総額は約1億6,000万円を予定しています。
東日本大震災の被災地は、今なお長期にわたる支援が必要とされていますが、政府や行政の手が届きにくい現地のさまざまなニーズに対応した支援を行う存在として、NPOやボランティア団体が大きな役割を果たしています。当財団は、こうした団体を支援するため、2011年8月に「子どもサポート基金」を創設しました。創設以降、のべ335団体に約7.72億円の助成を行ってきました。
2018年度募集も、被災した子どもたちを取り巻く中長期的な課題を解決、解消する活動を継続して支援するために「東北復興子ども支援事業(※以下子ども支援事業)」にて複数年の助成を行います。また、2018年度の東北復興子ども支援事業は、単独団体による活動では解決が困難になっている課題の解決や被災地の発展に繋がる変革を目指し、多様なセクターの団体どうしが緊密な協働体制の下で事業を実施する場合には、これまでより助成額の上限を引き上げて支援します。これらに加えて、支援活動を継続して行う見込みがある団体の組織基盤作りを目的とした「資金調達力強化・職員育成事業」での助成も並行して実施します。
2018年度の募集は1回の予定で、申請を検討する団体を対象とした事前相談会を実施します。
【2018年度「子どもサポート基金」概要】
1.助成対象事業
東北復興子ども支援事業
東日本大震災で被災した地域の子どもたちを取り巻く重要度の高い課題等を解決するために継続して行う支援事業。
資金調達力強化・職員育成事業
上記の支援事業を継続して行うために必要となる資金を調達する体制・能力を強化する事業、支援活動を実施する職員や、事務・管理業務に従事する職員を育成する事業。
2.助成事業区分
区分①:東北復興子ども支援事業
区分②:資金調達力強化・職員育成事業
3.助成対象期間
区分①:2年以上5年以内
区分②:2年以上3年以内
4.助成上限額
区分①
:1年あたりの上限額は1,000万円。
:複数の団体が協働し活動を行う場合の1年あたり上限額は2,000万円。
(助成率は1年あたり80%以内)
区分②:1年あたりの上限額は300万円。
5.助成総額
約1億6,000万円
6.募集期間
2017年9月12日(火)から2017年10月10日(火)まで(消印有効)
7.応募方法
当財団のホームページに掲載する応募要項を確認の上、申請書および必要書類を同封して、郵送で応募ください。
http://minnade-ganbaro.jp/katsudou/project/kodomo_support/summary_09.html
8.助成団体の発表
2018年3月1日(木)に当財団ホームページで発表予定
【事前相談会概要】
1.内容
本助成金の申請を検討している団体を対象として、申請手続き等についての質疑応答や申請内容についての事前相談を受け付けます。(45分/団体)
2.実施場所・日程
東京会場
当財団オフィス
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング13階
9月21日(木)~9月22日(金)各日14~17時
仙台会場
当財団・東北事務所
宮城県仙台市青葉区花京院1-1-20 花京院スクエア23階
ソフトバンク株式会社・会議室
9月28日(木)~9月29日(金)各日10~12時、14~17時
※交通費、宿泊費等は、団体様のご負担となります。あらかじめご了承ください。また、やむを得ない理由で当財団までお越しできない場合には、電話会議等によるご相談も受け付けています。
3.申込方法
以下のリンクから必要事項を確認の上、事前にお申込みください(先着順)。
東京会場申込 東京会場予約 ※申込期限:9月19日(火)
仙台会場申込 仙台会場予約 ※申込期限:9月25日(月)
事前相談会は予約制になりますので、ご希望の際は必ずご予約ください。
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