合宿に参加し充実した表情の女性経営者たち

4月13日から2泊3日で、おもに東京から参加した23名が被災沿岸部を周った。うち18名が女性社長。これは、女性社長.netなどが企画した「女性社長たちが行く・被災地とともに考えるビジネス合宿」。観光でもボランティアでもない、「被災地の雇用創出のため、新規ビジネスを考える」という目的のツアーだ。

参加者は地元の事業者ら15人を訪問し、経験談や教訓、復興への課題をヒアリング。2日目にはグループ討論の後、各自が考えた復興ビジネスのアイデアを発表し合った。出たアイデアには、「震災を乗り越えた経営者の経験知をWEB講座で有料配信する」など自由な発想が光る。夜は、地元経営者らと居酒屋での懇親会。希望者対象にも関わらず全員が参加し、熱い語らいの時間となった。現地のリアルを知り、多くの出会いを得たことに参加者は満足し、帰路についた。

アイデア出しで終わらず、現在実際に現地とのやりとりが始まっている。また毎月「復興アイデアを育てる会」と称し、合宿に参加していない人も巻き込んだ議論の場で、引き続き実現性を追求している。（次回は6月7日、都内で開催）。

合宿の成功を受け、第2弾の開催が7月に決定した。次回は男性の参加枠も設けるという。
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