
ボランティアの協力のもと作成された灯籠
8月11日、被災地13カ所にてライトアップニッポンが主催する花火大会が行われた。東北の夜空が大小様々な花火で彩られ、各地で上げられる合計3万発の花火を約4万人が見上げた。今年度、(株)近畿日本ツーリストは大会に合わせてボランティアツアーを企画、全国から延べ約80名が参加した。「主役は地元の人々たち。あくまで旅行会社もボランティアツアー参加者も黒子に徹する。そんな中、地元の人たちと一つのことに向かって行事に取り組むということが自然な交流を生んだ。そしてその思いはその土地や人々への愛着心を育み、「風化する震災」に歯止めをかけているのではないか。」と同社企画担当の石井氏は語る。

約2000個の灯籠が雄勝湾に浮かんだ
復興現場において、ボランティアの減少は大きな課題だ。また交流人口拡大の重要性も各地で多く耳にする。祭りを始めとした伝統行事は、訪問のきっかけとなるとともに、その場で生まれる地域・人との「つながり」の想いは再訪の大きな動機づけとなる。単純労働的なボランティアニーズが落ち着く中、今後は伝統行事などを中心とした「共同作業」にボランティア確保、交流人口拡大のカギがあるのかもしれない。
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父の出身が東北ということもあり、幼少期は毎年必ず東北を訪れていました。海、山、湖、美味しい農作物、人々の我慢強さと温かさに触れました。そんな東北の多くが被害をうけ、震災後からずっと気になってネット、新聞等で状況を追っていました。今回のこの記事で町の人達の志と現状問題も知ることができました。また、コメントの中に「支援をしているというより、町の行事に参加をさせて頂いている感覚。」とありましたが、謙虚な気持ちで参加されている若い世代の方々にも感動しました。私は現在海外在住で参加はできませんが、子供たちの支援を今後も続け、祈りを運ばせていただきます。