石巻の次世代を担う若者を対象に、ソフトウェア開発やウェブ制作を学ぶ為の拠点が「イトナブ」です。
石巻のメイン産業である1 次産業が機能を失っている現在、石巻では新しい産業を作り出す事が復興からのステップに必須事項となっています。
「 イトナブ」は IT の観点より、雇用促進・職業訓練等ができる環境づくりと 運営を行う拠点として石巻に設置し、県外企業の新しい受け口・開発拠点として機能すべく開設いたしました。
基本的に地域には仕事の「選択肢」が多くありません。これまでの石巻も同様に「選択肢」はもちろん、「触発」「きっかけ」がとても少ない環境でした。イトナブは「触発」「きっかけ」という種を石巻の若者に渡すことで「選択肢」という花が咲くように今まさに育てているところです。
イトナブは多岐にわたるプロジェクトを定期的におこなっております。
【石巻工業高校と連携】
毎月2回、宮城県石巻工業高校へ出向きアプリ開発の授業を年間を通して行わせていただいております。
昨年までは特別授業の枠となっていたアプリ開発ですが、2013年より正規の授業として取り入れていただき、本格的に石巻の若者がアプリ開発を学べる環境ができ始めてきました。
【石巻hackathon】
2012年の夏に開催した石巻最大級の開発イベント。
【東北TECH道場】
東北TECH道場は二ヶ月の期間内で道場を通して参加者はアプリ制作を行います。有名講師からのノウハウの伝授、そして現場で活躍する開発者と、長期間に渡りプロジェクトを共にすることにより、スキルアップ及び、開発コミュニティとの関係構築を目指しています。現在は三期目となり、開催道場は石巻、滝沢、仙台、北上、石川の五拠点まで増えました。
【ITワークショップ】
小学生を対象としたITワークショップ。石巻在住の大学生がcorona SDKという簡易開発キットを使用して子供たちにアプリ開発を教えます。このcorona SDKというのは去年開催した石巻最大ITイベント「石巻ハッカソン」で学生たちが教わったものでした。「アプリを作れる楽しさを子供たちに伝えたい!」と学生たちが主体となってこの小学生向けITワークショップを企画しました。子供たちは実際に自分で作ったものが動作をするという感動を体験することができました。子供たちからも「次はいつやるのですか?」と質問もあり、より開発に興味を持ってくれたようです。
【映像ワークショップ】
一つの「きっかけ」がまた一つの「きっかけ」を生んでいく。
10年後、今の子供たちが社会へ羽ばたく時、石巻のITはさらに進化していることだと思います。
イトナブはこれからも石巻を「選択肢」満開の花畑にするべく邁進していきます。
イベントの詳細・レポート等はWEBページに掲載しておりますのでそちらからご覧ください。
連絡先
担当:嶋脇
メール:yu.shima.0313@gmail.com
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web:http://itnav.jp/
facebook:https://www.facebook.com/itnavishinomaki