宮城県女川町のサッカークラブ・コバルトーレ女川の、震災後の活動再開までの道のりを追った書籍「被災地からのリスタート コバルトーレ女川の夢」が出版された。
地域とともに生きるクラブと、クラブとともに地域の文化を育む女川町の事業者や行政の姿は、町づくりのあり方にもスポーツクラブのあり方にも大きな示唆を与えるだろう。
※出版を記念して、東北復興新聞の読者5名様に本をプレゼントします。応募方法などの詳細は、ページ下をご参照ください。
【内容紹介】
東日本大震災により壊滅的打撃を受けた宮城県・女川町のサッカークラブ・コバルトーレ女川。
救援物資の運搬・給水活動を行い、クラブが活動停止した後も町に残りボランティアに務めた選手たち。
ゼネラルマネージャーとして練習場・選手の住居の確保に奔走するかたわら、新聞を避難所に無料配布し続けた地元新聞社の社長。
経営危機に陥りながらも、社員を解雇せずに社業を立て直し、クラブを支援し続けたスポンサー。
選手たちの活動に勇気をもらい、津波に流された自分の飲食店の営業を再開した商工会青年部の元部長。
町の復興をスポーツにかけ、一億円をかけての競技場改修を決断した女川町長と、それを後押しした町議会。
震災前も震災後もブレることなく、「地域とともに生きる」の意志のもと、「地域に根差したスポーツ文化」を育み続ける女川町の希望の物語。
【体裁】 四六判軽装 192ページ
【定価】 本体価格1200円+税
【著者】 佐藤拓也(さとう たくや)
1977年、北海道生まれ。現在は茨城県に在住するフリーライター。青山学院大学卒業後、一般企業に就職するも、1年で退社。ライターを目指すために日本ジャーナリスト専門学校に入学。卒業後、横浜FCのオフィシャルライターとして活動をスタートする。
現在は水戸ホーリーホックを中心に、様々なカテゴリーを取材。「EL GOLAZO」「月刊J2マガジン」など、サッカー専門媒体を中心に寄稿している。
著書に『FC町田ゼルビアの美学』(出版芸術社)がある。
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◆プレゼント
出版を記念して、「東北復興新聞」読者5名様に本をプレゼント。
ご希望の方は、こちらのフォームに必要事項を記入し、ご応募ください。
【応募締切】2014年4月30日(水) 23:59まで
*当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
*ご記入いただいた個人情報は、プレゼントの抽選、発送およびそれに付随する業務のみに使用いたします。
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