一般財団法人教育支援グローバル基金は、東日本大震災により被災した若者のリーダーシップ教育支援事業「ビヨンドトゥモロー」の一環として、「東北未来リーダーズサミット 2014」を 10 月に開催します。
本サミットは、東日本大震災により被災し、困難な状況を経験しながらも、グローバルな視野を持ち国内外で活躍する志をもつ若者を対象とし、様々な領域で活躍するリーダーたちによるアドバイスの下、東北の復興のあり方について、グループ毎に提言をまとめます。その提言は、最終日に、政治・行政・ビジネス・メディア・NGOなど各方面のリーダーたちの前で参加高校生自らによって発表されます。また、宿泊を伴う対話形式のプログラムの中では、幅広い領域で活躍する第一人者の方々を招いて将来のビジョンについて考える機会も提供します。
震災・津波という困難を経験した地からこそ、他者への共感をもって広い社会のために行動を起こすことができる人材が出てくるという信念のもとに、このサミットを通して、参加学生が、逆境を乗り越えて果たすべき社会的な役割について考え、アクションに移すきっかけを提供する計画です。
【開催日時】10月11日(土)~13日(月・祝)
【開催場所】東京・渋谷
【対象者】以下の(1)~(3)の条件を満たす者。
(1)東日本大震災(2011年3月11日)の時点で、岩手・宮城・福島のいずれかの県に居住しており、プログラムに参加する時点で高等学校、高専またはそれに準ずる学校に在籍する学生。
(2)東日本大震災を乗り越えて、グローバルな視野を持ち国内外で活躍するリーダーになることを志す学生。
(3)10月11日~13日のプログラム全日程に参加できること。
※ 震災による被災度合いがより高い者(保護者を亡くした者、家が全壊の者等)は選考において優先的に配慮します。
【内容】
東北被災地から約60名が東京に集い、東北の復興について考え、議論をし、提言を作成致します。昨年は作成した提言を、参加者自らが総理公邸に提出させて頂きました。提言を作成する過程で、高校生の各チームに「提言アドバイザー」として参加して頂き、学生たちに様々なアドバイスをして頂きます。昨年は、弊財団の創設者メンバーでもある、ライフネット生命の岩瀬大輔や、シンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美などが参加致しました。また、各チームが与えられる復興のテーマに合わせた専門家もお招きする予定です。昨年度は、糸井重里様、渋澤健様にもお越し頂き、学生たちとのインタビューセッションに参加して頂きました。
参加に関する概要は下記の通り。
【実施場所・時期】
– 開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町 3-1)
– 時期:2014 年 10 月 11 日(土)~13 日(月・祝日)
– 集合場所・時間:盛岡駅・一ノ関駅・仙台駅・郡山駅・いわき駅のいずれかを選択し、集合。居住地域によって、集合・解散時間が異なります(岩手県・宮城県・福島県以外の都道府県居住者は別途相談)。
※ 復路は 10 月 13 日(月・祝日)15 時 30 分頃東京駅解散予定。東京駅発車予定の電車切符を受け取り、各自で帰宅します(いわき集合者はバスでの帰宅)
【費用】
– 無料(活動中に必要な交通費・宿泊費・食費を主催者が負担いたします)
※交通費については、盛岡・一ノ関・仙台・郡山・いわき駅~会場間の、主催者が指定した旅程の往復運賃を主催者が負担します。
【プログラムスケジュール】
10 月 11 日(土) オリエンテーション・グループ分け・自己紹介
10 月 12 日(日) 各界第一人者による講演・ワークショップ・課題準備作業・奨学金応募ガイダンス・ディナーパーティー
10 月 13 日(月・祝) 提言発表会・フェアウェルランチ