【第3回開催!】復興の担い手「福島復興コーディネーター」を募集
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東北のリーダー・右腕が語る!連続セミナー 第3回
~福島の新しい未来を作っていくための研究開発・事業開発を仕掛ける~
2014年9月22日(月) 19:30~21:30 @ETIC.渋谷オフィス
http://www.etic.or.jp/recoveryleaders/migiudebosyu13/
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●登壇予定者:
開沼博さん(福島大学 地域復興支援部門 / 福島学構築プロジェクトリーダー)
押田一秀さん(復興支援センターMIRAI所長@相馬市)、他
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福島学構築プロジェクトのリーダーで、『「フクシマ」論』の著者でもある社会学者・開沼博さんは、このように語ります。
”震災から時間が経つ中で、復興が進んだ部分と遅れている部分の両方があります。遅れている部分を端的に言えば、「福島は結局元にはもどることがない」「福島は衰退するばかりだ」というような「ネガティブな福島」という像が覆ら ないことです。”
”そこですべきなのは「福島」に「課題先進地・福島」としての意味付けをすることだと考えています。福島が抱えている問題は、よく見てみれば、高齢化、コミュニティの崩壊、産業の衰退、医療福祉・教育の混乱など、先進国・新興国に普遍的な課題です。これらの課題を解決する場として福島をとらえた時に、そこには多様な資源と可能性があることがわかります。”
今の福島には、たくさんの創意工夫、実践に伴う仮説検証が欠かせません。また、その為に、行政や大手企業、専門家などのナレッジやリソースと、福島の現状課題とをコーディネートし、プロジェクトを推進していく人材(福島復興コーディネーター)が必要となります。
原発立地自治体からの避難者の避難先でのコミュニティの課題など、いまだ生活の基盤への課題が続く福島。その中で、新たな福島の未来・希望を作り出すための試みが、福島にUIターンをした20代30代の若者たちの中から始まっています。
・相馬市では、主要産業のひとつ近海漁業やそれに関連する水産加工・飲食業などが大打撃を受ける中、民間が主導になって、相馬市内全事業所(2000件)のアセスメントを行い、外部の支援リソースともマッチングしながら、地域経済の未来を考え、実践をしていく取り組みが始まっています。
・福島学構築プロジェクトでは、大手飲食品メーカーとともに「非常時の食がもたらす満足に関する研究」や、「地域課題を総合的に可視化し、地域企業家を支援する数値管理パッケージの開発」など、8つのプロジェクトが進行中です。
・南相馬市の南相馬ITコンソーシアムでは、放射能に負けない産業を新たに創るというビジョンを掲げ、ゼロからソフトウェア開発事業を立ち上げ、自社エンジニアの育成、地域の子どもへのプログラミング教室の開催など、地域におけるIT産業育成に取り組んでいます。
第3回目となる「東北のリーダー・右腕が語る!連続セミナー」では、新たな福島の未来・希望を作り出すための研究開発・事業開発に取り組むリーダーの方々に、いまの問題意識、取り組みの状況、求める人材像などをお話いただきます。
福島復興コーディネーターとして、ともに課題解決・事業創出に挑んでいただける方々のお越しをお待ちしております。
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┃■ 説明会の概要 / プログラム
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【概要】
日 時:2014年9月22日(月) 19:30~21:30(開場19:10)
会 場:NPO法人ETIC. 5F セミナールーム
定 員:20名
参加費:無料(事前予約制)
主 催:NPO法人ETIC.
【当日のプログラム】
19:30 イントロダクション
19:40 パネルトーク ~新たな福島の未来を作り出すための研究開発・事業開発~
20:30 右腕募集団体のプレゼンテーション
21:00 質疑応答・個別相談
21:30 終了
【申込み】
以下のURLからお申込みください。
http://www.etic.or.jp/recoveryleaders/migiudebosyu13/
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┃■ 登壇者プロフィール
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●開沼 博(福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター 特任研究員)
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1984年福島県いわき市生まれ。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員(2012-)。読売新聞読書委員(2013-)。復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員(2013-2014)。専攻は社会学。著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)『フクシマの正義 』(幻冬舎)『「フクシマ」論』(青土社)『地方の論理』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンド
タウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。震災前から福島の研究を続け、震災後、福島の復興について情報収集や現状分析、解決策の提示を行ってきました。
●押田 一秀(復興支援センターMIRAI 所長 / NPO法人相馬はらがま朝市クラブ 理事)
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2011年3月14日、各種アーティストのパフォーマンスにより被災地に笑顔を生み出すコミュニティ支援活動「RESMILEPROJECT」を設立。東北各地で活動する中で、特に福島県相双エリアは復興への道程が困難と感じ、「先を見据えて産業を生み出すこと、その意志を持った人をサポートすること」を自身の役割とし、相馬市に腰を据えて支援活動に取り組む。2011年7月にNPO法人化した「相馬はらがま朝市」では60名を超える雇用創出に成功。2012年3月には、地域住民の心の拠り所となった復興レストラン「報徳庵」をオープン。同年8月には、復興関連事業の企画制作や産業創出のサポート施設「復興支援センターMIRAI」を設立。地元に密着すると同時に“よそ者”の観点を重視したニーズ/シーズの見極めを行い、地域産業育成やNPO団体と行政の連携強化に尽力する。
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┃■募集するプロジェクト
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●復興支援センターMIRAI(相馬市)
住民や行政・事業者と、相双地区の産業や生活における現状の共有と地域の 将来を話し合う場「そうま未来づくりミーティング」を実施。
地元事業者が手掛ける商品のアドバイスや事業支援などを行っていきます。
http://michinokushigoto.jp/archives/7249
●福島学構築プロジェクト(福島市)
様々な産官学連携プロジェクトを抱えている福島大学。各プロジェクトを自立・自走させ、福島県外の企業とともに解決可能なモデルを構築し実際の成果を出すことを目指す。そのために、地域課題の総合的な可視化と解決モデルの提示をしていくための人材を募集します。
http://michinokushigoto.jp/archives/7851
●放射能災害を克服する産業創出事業(南相馬市)
原発事故の影響でいまなお20代~30代の約半数が避難する町で、ITビジネスを創出し復興の為の新規産業に育てようとしています。
ソフトウェア開発などの経験を活かし、地域の為にチャレンジしたい方を募集します。
http://michinokushigoto.jp/archives/8094
>>この他にも、多数の「右腕」募集団体が掲載されています。
セミナー後の個別相談にて、ETIC.担当者にご相談いただくこともできます。
http://michinokushigoto.jp/project
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┃■ こんな人を待っています!
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・課題や制約がある、資源不足があるがゆえ起きるイノベーションに挑戦したい方
・被災地が抱える課題に取り組むことで、自分の経験値や可能性を広げたい方
・リサーチ、ソフトウェア開発など、専門性を生かして福島の復興に参加したい方
・住民に寄り添った地域づくりのコーディネートに興味のある方