東北経済産業局は、平成２３年度、平成２４年度及び平成２５年度グループ補助金の東北地域の交付先７，９２７社に対してアンケートを実施。５，８０９社（７３．３％）から回答を得、その結果を発表した。

震災直前と現在の雇用を比較すると、６０．９％の事業者が震災直前の水準以上まで雇用が回復しており、３９．１％の事業者は雇用が減少していると回答。現在の売上げ状況は、４０．３％の事業者が震災直前の水準以上まで回復したが、５９．７％の事業者では売上げが減少している。

現在の経営課題（複数回答）を聞いたところ、人材の確保・育成、販路の確保・開拓、原材料価格の高騰、資金繰りが主要な課題としてあがっている。業種別に見ると、卸小売・サービス業（２８．７％）では販路の確保・開拓と回答した割合が最も高く、建設業（４７．５％）、運送業（４２．２％）などでは人材の確保・育成と回答した割合が最も高かった。

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