「サンタが100人やってきた!2014」
開催日時:平成26年12月23日(火・祝)〜25日(木)
開催場所(予定):岩手県大槌町、陸前高田市、釜石市
サンタに扮したボランティア数百名が被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを配布するイベントです。震災以来、今回で四回目になります。
被災地の人々に「忘れてはいない!」という励ましのメッセージを送ること、全国から大勢のボランティアを招き被災地の現状を発信することで震災の記憶の風化を防ぐこと、プレゼントを被災現地で購入する等で地域を活性化することが目的です。
イベントのきっかけは、震災直後に避難所に派遣された看護師さんのエピソードです。仲良くなった女の子にお願いされたそうです。「また冬になったらサンタさん来てくれるかな? おうちなくなっちゃったけどサンタさん、プレゼント持って帰ってしまわないようにお姉ちゃんから言っておいて」。「なにが欲しい?」の問いかけに、女の子の返事は「おうちとママ」。母親は女の子が大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたのだそうです。震災はあまりにもむごすぎる体験を子どもたちに与えました。
発災から3年と 8 か月以上が経過していますが、心の傷はまだ消えていません。今年もイベントを通じて、子どもたちが、そしておとな達も、少しでも笑顔になれるようなクリスマスをプレゼントしたいと思います。
プレゼント購入費などイベント開催のための資金の支援を募っています(寄付受付口座:岩手銀行 遠野支店 普通2051730 口 座 名:トクヒ)トオノマゴコロネット)。
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