法治国家日本において、支援活動を行っていくなかで、法律は活用すべき制度です。
しかし、その法律に対しての知識がNPOをはじめとする支援者に完全に備わっていない現状があります。また、復興支援活動における、NPOと弁護士の連携をさらに拡充するために、この勉強会を開催します。
【日時】2015年2月23日(月) 13:30~15:30(開場13:00)
【場所】あえりあ遠野(遠野市新町1-10)
【内容】
災害における法関係に著書もある、弁護士の津久井氏に下記の内容についてのお話を頂き、支援団体からの質問(実際の支援事例なども交えて)の受け答えをする中で、支援者(NPO、行政、社協等)に法律の理解や、法曹関係者の役割について理解を頂きます。
NPO法人法と災害・災害の各法律について・NPOの法律活用事例・弁護士との連携を考えます。また、岩手や宮城で活動する弁護士の方にも来て頂き交流を行います。
〇講師 津久井 進 氏
昭和44年憲法記念日生まれ。弁護士。1993年神戸大学法学部卒業。1995年弁護士登録。
弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所代表社員。民事・刑事・家事など幅広い分野で弁護士活動をするほか、災害復興の制度改善や被災者に対する法的支援に取り組む。
日本弁護士連合会災害復興支援委員会副委員長、阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長関西学院大学災害復興研究所研究員、兵庫県震災復興研究センター監事、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン監事、福島大学大学院東京サテライト非常勤講師、神戸松蔭女子学院大学非常勤講師ほか。
主な著書「Q&A被災者生活再建支援法」(商事法務)、「大災害と法」(岩波新書)等多数。