[6月3日開所]「ふくしまNGO協働スペース」支援の活動拠点として開かれた場を提供

最大24名利用可能な会議スペースは、白を基調とした明るい雰囲気

最大24名利用可能な会議スペースは、白を基調とした明るい雰囲気

「ふくしまNGO協働スペース」が、福島市JR福島駅東口のビルにオープンした。運営するのは、国際協力NGOセンター(JANIC)福島事務所。支援側の情報交換や連携を進める拠点として設置した。

会議スペースとインターネット環境、さらにパソコンを使える事務スペースがあり、目的に応じて無料で使用できる。

事務所を持てない県内の団体や、福島に拠点を持たずに活動している県外・海外の団体が、事務所代わりとして、また出張時の活動拠点として、気軽に使用できる。福島駅東口正面というアクセスの良さから、これから多くの利用がありそうだ。

また、土日は全館を貸し切ってイベント開催も可能。これまで「おとなアースディ」と称したミニライブ、鎌仲ひとみ監督の映画『内部被ばくを生き抜く』の上映会等が行われた。

JANIC福島事務所のスタッフが常駐し情報提供してくれることも心強い。福島で活動する支援者と、被災地をつなぎ、活動調整をしている。現場の状況を的確に把握し、顔の見える関係を築きながら、今後、福島の復興をさらに促進させる施設として期待される。

利用するには事前予約・登録等が必要。詳しい問い合わせは、TEL:024(573)1470まで。

文/ 葛西淳子(市民ライターグループ「おかきプラス」)

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