福島・相双地区のこれからを一緒に考えてみませんか？福島市・相双地区（相馬市・南相馬市・新地町・双葉郡八町村）では、多くの市民や地域自治体・企業・NPOなどを通じて地震・津波・原子力災害から立ち上がるため様々な取組みが行われています。

一方で、報道では伝わっていない現状が存在します。原子力災害の被害が深刻な地域では住民の帰宅が叶わぬ地域が存在すること、放射能汚染により農業や漁業が再開できないこと、沿岸部では原発のみならず津波による被害も甚大であることなども現実です。

福島は、今でも皆さまからの力を必要としています。本ツアーは、福島・相双地区で復興に正面から向き合う「人」と被災地を語り、それぞれの震災後の軌跡を伺い、共感していただき、ふくしまを元気にする方法を一緒に考えるツアーです。

【出発日】
5月9日（金）夜発＜１泊２日＞19:00東京駅（鍛冶橋駐車場）
お申込みはこちら↓
http://ftabi.fkk21.com/tokushu_page/kakehashi7_.html

【ご案内役】
当ツアーは、「人との交流」を核に据えた「ヒューマンツーリズム」という概念のもと行われるツアーです。当日は、以下の方々にお話をいただく予定です。

・新地町（町づくり）
株式会社トーシン　代表取締役　日下智子さん
宮城県と接する人口8,000人の町・新地町では、事務用品会社の経営と子育てをしつつ、震災後の新地で行政と協働したまちづくりを行うため、2012年8月、地元若手有志と共にNPO法人を設立した日下さんにご案内いただきます。新地町の現状と町づくりワークショップなどを通しての住民参加の町づくりや行政との協力に関するお話を伺います。

・相馬市（水産業）
NPO法人相馬はらがま朝市クラブ　理事長　高橋永真さん
相馬・松川浦の被災状況と、震災後に始まった復興の取組の現状を、水産加工を営む高橋さんにご案内いただきます。高橋さんは津波で水産加工場とご自宅を失い、現在は仮設住宅に住みながら相馬の産業復興を目指しています。震災直後から始めた”朝市”を通じたつながりが生み出した、甘酒入りの塩辛など、新しい加工品の開発エピソードを伺います。

・南相馬市　（まちづくり）
NPO法人浮船の里　理事長　久米静香さん
(株)エクスブレイン　代表取締役　和田智行さん　他
南相馬市は、鹿島区・原町区・小高区がそれぞれ原発から4km内、30km内、20km内に位置し、置かれた状況が異なります。今なお人の住めない南相馬市小高区・浪江町では、避難中の小高区出身の方と共にバス移動し、人のいなくなった町の震災後の現状をご案内いたします。小高区民とのざっくばらんな交流を通じて、故郷へ帰れないというのがどうゆうことなのかを肌で感じていただきます。

【行程】
（１日目）
19:00　出発　　東京駅・鍛冶橋駐車場(貸切バス)
――<首都高速・東北道>――
自己紹介を通じて本ツアーに向けた準備を行います。
23:30頃　飯坂温泉／松島屋旅館到着

（２日目）
新地町
・新地町の現状と復興、まちづくりの取り組みを視察
相馬市
・地域と避難市民を支えるNPO法人の取り組みを視察
昼食：相馬はらがま朝市クラブ「報徳庵」（相馬市）
※水産加工品（サバ・赤魚など）がメインです
南相馬市
・小高区・浪江町のご案内
・休憩、お買いもの（道の駅南相馬）
――――<東北道・首都高速>――――
Bridge for Fukushimaファシリテートのもと、バス内で振り返りを行います。
22:00頃着　東京駅近辺

【旅行代金（１泊２日）】
東京駅発着：お一人様19,800円
（※福島駅発着をご希望のお客様もお問い合わせくださいませ。）
募集30名／最少催行25名
食事条件　朝1・昼1
宿泊施設：1日目:飯坂温泉／松島屋旅館
旅程管理：添乗員が同行します。

【旅行企画実施】
観光庁長官登録旅行業第1034号　(社)日本旅行業協会正会員
福島交通観光株式会社　電話：024-531-8950
本社/福島県福島市東浜町7-8　総合旅行業取扱管理者　穴澤芳之
※本ツアーは、福島交通観光株式会社・一般社団法人Bridge for Fukushimaによる共同企画です。

【協力】
相双地区ヒューマンツーリズム実施協議会・
(特活)相馬はらがま朝市クラブ・(特活)浮船の里・(株)エクスブレイン
http://ftabi.fkk21.com/tokushu_page/kakehashi7_.html