2月10日復興庁始動へ

2012年度復興庁予算概要

復興事業を統括する復興庁が2月10日に発足する。

東京に本庁を置き、盛岡、仙台、福島3市に復興局を設置するとともに、出先機関となる支所を青森県八戸市、岩手県宮古市・釜石市、宮城県石巻市・気仙沼市、福島県南相馬市・いわき市、茨城県水戸市に新設する。発足時の人員は常勤職員で約250名の予定。

役割は被災自治体への一元的な窓口機能と一括での予算請求および配分機能。「ワンストップで迅速な復興事業の推進」が期待されるが、実際の事業執行は各府省の出先機関となるため、省庁間の縦割りを排してどこまでスピーディに復興事業を推進できるかが焦点になる。

重要課題として挙げられているのは雇用確保や住宅再建、がれき広域処理などいずれも迅速な対応が求められるもの。発足までのスピードに批判があったが、新体制への期待は大きい。

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